キャンペーンとは
2023年10月11日 10:20 PM
朝晩の冷え込みに秋が深まりゆくのを感じますの〜。
さて、
山形県の勧める庄内浜ブランドとして
「庄内おばこサワラ」
「庄内北前ガニ」
「天然とらふぐ」
があります。
「庄内北前ガニ」は10月2日から解禁で、
4日に水揚げがありました。
(ポスター・チラシに当店も載ってます♪ )
(↑ 「庄内北前ガニ」ですよ!という証拠です。
良い魚屋さんが良い漁師さんを選んで仕入れます。)
(山形県産庄内北前ガニのタグがつきます。900gちょいでハリのある実入りの良い一杯🦀
ちなみに1kg以上は規格が厳選され特選と位置付けられ高値で取引されます。)
当店では「庄内北前ガニ」はご予約いただいてから仕入れています。
自然相手ですので時化の場合は入荷ありませんし、
当然モノが悪ければ仕入れません。
「庄内北前ガニ」一杯をお客様のご要望に応じて、
刺身、焼き、天ぷら、蒸しなどなどに調理いたします。
おばこサワラは10月10日からスタートですが、
今ところ市場に並びません。
庄内浜にはまだ泳いでいないらしいです。
(ポスター・チラシに当店も載ってます♪ )
(↑これは去年の「庄内おばこサワラ」です。
ピカイチの漁師さんが釣り上げたビカビカのバリバリ🐟)
確か去年もスタート時に無かったような…
しかも鰆自体の数量も少なく、
「庄内おばこサワラ」の取引価格より
普通に水揚げされた鰆の方が値段が高いという
市場価値の逆転現象まで起きたと記憶してます。
キャンペーンとはなんぞや?
一概になんとかキャンペーンというと、
お客さん目線では、
安く美味しく食べられる!と思われがちですが、
年々漁獲が少なく、燃料代や物価の高騰、
おのずと取引価格も高くなるという…
しかも、
規格が曖昧で、(特に北前ガニ)周知が浅く、モノがよくない。
お客様に安定して提供することもできない。
漁師さんは一生懸命、それこそ命懸けで漁に出ます。
その成果を高値で売れることが第一ですが、
曖昧な規格のもと、ただタグをつけられただけで、
ブランドだということでタグのついた魚(蟹)。
仕入れる側としては安いに越したことはないのですが、
このキャンペーンは、
漁師さんのためか?
漁協のためか?
仲卸のためか?
魚屋さんのためか?
小売・飲食店のためか?
消費者のためか?
カニナ ムガシハ ヤスガッタナサノ…
とよく聞きます。
今年は特に厳しそうですので、
その動向に注視していきたいと思います。
10月は
3日(火)
8日(日)
15日(日)
22日(日)
29日(日)
お休みをいただきます。
りょ。