希少な酒米。

おすすめ酒として扱っていました、
くどき上手三種(限定)も終了し、
新たに短桿渡船(たんかんわたりぶね)が入荷しました。
亀の井酒造の純米大吟醸です。

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「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」は、酒米の最高峰「山田錦」の父系にあたり、系統としては、岡山県「雄町」の子にあたる王道の品格を備えたサラブレット。

現在はほとんど作付けされておらず、くどき上手を含めた全国5~6の蔵元が協力し、種籾を持つ兵庫県JAみのり農協指導のもと、良質米を目指して復活した品種だそうです。

くどき上手では、その酒米「短稈渡船」を用いて44%まで磨き上げ、M310・小川酵母にて小仕込み、全国10店舗の超限定販売により僅か1400本のみが蔵出し。

ふくよかで、白桃のような含み香。まったりとした甘さと旨味があり、余韻にほんのり香ばしさがあります。

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そして、上喜元 特別純米酒 生酛 美郷錦です。
美郷錦は、山田錦と美山錦を交配させた秋田県の酒米。
たまぁ〜に見かけますが、
倒伏に弱く生育が難しく、収量が少ないときた。
バナナのような揮発香。アプリコットやパッションフルーツのニュアンスがあり、黄色い果実を連想させます。
香りの印象は甘めですが、ベタついた甘さはなく、すぅ〜っとドライです。

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共に希少品種。

りょ。

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